2017全日本の競技が終了した。
今回の全日本は、平昌オリンピックの代表選考も兼ねている大会だった。
男子は3枠、女子は2枠をかけた戦い。
テレビで応援している私でさえ、緊張でガクガク状態だったから、
あの場の雰囲気、選手たちのプレッシャーはどんだけだったんだろう、と思う。
そんな中で、
五輪への切符を勝ち取った9人の選手とコーチ、
全日本という日本一の大会でベストを尽くして演技した選手たち。
今回の全日本で私が感じたのは、これ。
大きな舞台で目指すべきは、いつも通りなんだなあ。100%以上を求めてしまいがちだけど、いつもどおり100%。
— aya (@ayakox0813) 2017年12月23日
私は舞台が大きくなれば、なるほど「実力以上」を求めてきた。
実力以上を出さないと、勝てない、という焦り。
その前の段階で、納得できるだけの量と質を追求できなかった、という不安。
考えてみれば当たり前のことだけど、
いつも以上を目指す、ということはどこかで冒険を犯すこと。
しかも、練習でさえやっていないから、そもそも冒険の犯し方すらわからなかったりする。
そんなんで、本番で緊張している中、上手くいくわけがない。
その前の段階で、自分に自信をもてるだけやって、本番ではその練習通りを目指す。
この大事さを、年下の選手たちから学んだ。
全日本って、ただ1ファンの私でも、選手から学ぶことがある。
今年もそんな、美しい大会だった。