【フィギュアスケート】全日本選手権で選手たちから学んだこと

2017全日本の競技が終了した。

今回の全日本は、平昌オリンピックの代表選考も兼ねている大会だった。

 

男子は3枠、女子は2枠をかけた戦い。

テレビで応援している私でさえ、緊張でガクガク状態だったから、

あの場の雰囲気、選手たちのプレッシャーはどんだけだったんだろう、と思う。

 

そんな中で、

五輪への切符を勝ち取った9人の選手とコーチ、

全日本という日本一の大会でベストを尽くして演技した選手たち。

 

今回の全日本で私が感じたのは、これ。

 

私は舞台が大きくなれば、なるほど「実力以上」を求めてきた。

実力以上を出さないと、勝てない、という焦り。

その前の段階で、納得できるだけの量と質を追求できなかった、という不安。

 

考えてみれば当たり前のことだけど、

いつも以上を目指す、ということはどこかで冒険を犯すこと。

しかも、練習でさえやっていないから、そもそも冒険の犯し方すらわからなかったりする。

そんなんで、本番で緊張している中、上手くいくわけがない。

 

その前の段階で、自分に自信をもてるだけやって、本番ではその練習通りを目指す。

この大事さを、年下の選手たちから学んだ。

 

全日本って、ただ1ファンの私でも、選手から学ぶことがある。

今年もそんな、美しい大会だった。