〜国際自由人という考え方が好きというはなし〜

 本が好き。本屋が好き。本に関わるすべてのものが好き。いつも、本屋が近くにあるとすぐにわかる。体が本屋にひきつけられるのを感じるから。その力に抗えなくなる。最近よく行くのは、最寄り駅の駅ビルの中にある住吉書房と、東京の丸善本店。

 

 きのうも丸善にいってきた。丸善の中をぶらぶらと歩いているときにみつけたのが、この本。

 

国際自由人 人生の主役に立ち戻るための新しい生き方

国際自由人 人生の主役に立ち戻るための新しい生き方

 

 この本の題名にハッとした。国際自由人。なんて素敵な考え方だろう。

 

 よく言われるように、グローバル化がすすみ、どんどんどんどん国という概念が薄れていっている。だから、「結婚前はヨーロッパで自分の感性を磨き、将来の伴侶と出会ったら、日本でその愛を育み、子育てはアジアでし、アメリカでイノベーションの最先端に身をおいて、老後はまたアジアでのんびり暮らす」というように、好きなときに好きなところで過ごせばいいんじゃないかな。

 

 もちろん、仕事の縛りがあるかもしれない。でも、「今の小学生が就職する頃には、彼らがつくであろう職業の75%は今ないものであるだろう」というMIT教授の予測が現実になるとしたら、職業の大半が在宅でできるPCを使った職業になるんじゃないか。そうしたら、自分の好きなところにもっと自由に住めるようになる。

 

 どんな未来がやってくるかはまったくわからない。でも、わくわくする。しっかり準備をして、そのわくわくを楽しめるようにしたい。